サイディングの膨れや剥がれの原因は凍害かも?夏に見つかる劣化症状を解説
2026年08月02日(日)
はじめに
「外壁の一部だけ膨らんでいる気がする…」
「塗装が剥がれてきたけど、原因が分からない。」
このような症状は、もしかすると「凍害(とうがい)」が原因かもしれません。
凍害という名前から、「寒い地域だけの話」と思われがちですが、実は愛知県のような地域でも発生することがあります。
また、凍害は冬に起こる現象ですが、症状が目立ち始めるのは夏になってからというケースも少なくありません。
今回は、サイディング外壁に起こる凍害の仕組みや、見逃しやすい劣化症状について分かりやすく解説します。
凍害とは?
凍害とは、外壁材の内部に入り込んだ水分が凍結・膨張することで、外壁を傷めてしまう現象です。
サイディングは表面の塗膜によって雨水の侵入を防いでいます。
しかし、
- 塗膜の劣化
- 小さなひび割れ
- シーリングの劣化
などによって水分が内部へ入り込むと、冬場の冷え込みで凍結します。
水は凍ると体積が約9%膨張するため、その力で外壁内部に負担がかかり、少しずつ傷みが進行していきます。
なぜ夏になって症状が目立つの?
「冬に起こるなら、冬に気付くのでは?」
と思われる方も多いでしょう。
実は、凍害は冬の間に内部で少しずつ進行し、春から夏にかけて次のような症状として表面に現れることがあります。
- 外壁が膨らんでいる
- 表面が浮いている
- 塗膜が剥がれている
- サイディングの一部が欠けている
夏は乾燥や日差しの影響で、傷んだ部分がさらに目立ちやすくなるため、この時期に異変へ気付くケースが多いのです。
「最近急に傷んだ」と思っていても、原因は冬から少しずつ進行していた可能性があります。
凍害で見られる代表的な症状
外壁の膨れ・浮き
内部で傷んだ部分が膨らみ、表面が浮いたように見えることがあります。
塗装だけでは改善できず、サイディング自体の補修が必要になるケースもあります。
塗膜の剥がれ
内部から押し上げられることで、塗膜が浮いたり剥がれたりします。
「塗装が古くなっただけ」と思われがちですが、原因が凍害の場合は塗装だけでは解決できません。
サイディングの欠け・割れ
傷みが進行すると、角や端部が欠けたり、表面がボロボロになったりすることがあります。
ここまで進行すると、部分張り替えが必要になる場合もあります。
凍害は塗装で直る?
これは症状によって異なります。
塗膜の劣化だけであれば塗装による保護が可能ですが、サイディング自体が傷んでいる場合は、塗装だけでは改善できません。
例えば、
- 表面だけ色あせている
- 防水性が低下している
程度であれば塗装で対応できます。
しかし、
- 外壁が浮いている
- 剥離している
- 欠けている
といった症状は、補修や部分張り替えを行ったうえで塗装をすることが大切です。
傷んだ部分をそのまま塗装してしまうと、見た目はきれいになっても、内部の劣化は進み続けてしまいます。
凍害を防ぐために大切なこと
凍害を完全に防ぐことは難しいですが、早めのメンテナンスによってリスクを大きく減らすことができます。
特に重要なのは、
- 定期的な外壁点検
- 色あせやチョーキングを放置しない
- シーリングの劣化を早めに補修する
- 適切な時期に塗装を行う
ことです。
外壁の防水性を維持することで、雨水が内部へ入り込むのを防ぎ、凍害の発生を抑えることにつながります。
まとめ
凍害は冬に起こる現象ですが、症状が目立つのは夏というケースも少なくありません。
「少し膨らんでいるだけだから大丈夫かな」
「塗装が剥がれてきただけかな」
と思って放置してしまうと、サイディング自体の劣化が進み、補修費用が大きくなってしまうこともあります。
気になる症状がある場合は、早めに状態を確認することが大切です。
株式会社中尾塗装では、外壁の状態を丁寧に確認し、塗装で対応できるのか、補修が必要なのかを分かりやすくご説明しています。
外壁の膨れや剥がれが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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