無機塗料は割れやすい?塗膜の硬さとシーリング劣化が招くひび割れ

無機塗料は、その優れた耐久性や耐候性から、外壁塗装の選択肢として注目されています。
長期間にわたり建材を保護し、美観を維持できるというメリットは魅力的です。
しかし、高い性能を持つ一方で、塗膜の性質や建物の特性によっては、ひび割れが発生しやすいという側面も指摘されています。
どのような場合に注意が必要なのか、その理由を知ることは、塗料選びにおいて重要なポイントとなるでしょう。

 

無機塗料は割れやすい?

無機塗料は、鉱物やガラスといった無機物を主成分とすることで、非常に高い耐久性や耐候性を発揮する塗料として知られています。
紫外線に強く、カビやコケの発生も抑えやすいため、長期にわたる保護効果が期待できますが、デメリットもあります。

塗膜が硬く柔軟性に欠ける

無機塗料の硬さは、その主成分に由来します。
無機物は、化学的に安定しており、紫外線や熱、風雨などの外部環境の影響を受けにくい性質を持っています。
この性質を活かして塗膜を形成するため、非常に硬く、耐久性の高い塗膜が実現します。
この硬さは、塗膜の強度を高め、長期間にわたって外壁を保護する力となります。

一方で、この硬さは塗膜自体の柔軟性を低下させます。
建物は、温度変化による膨張・収縮や、地震時の揺れ、構造体のわずかな動きなど、常に微細な動きをしています。
柔軟性の低い塗膜は、こうした建物の動きを吸収しきれず、応力が集中しやすい箇所でひび割れが発生する原因となります。

シーリング部分のひび割れが起こりやすい

建物の外壁には、部材の継ぎ目やサッシ周りなどにシーリング材が充填されています。
このシーリング材は、建物の動きを吸収する役割を担っていますが、無機塗料のように硬い塗膜がその上を覆っていると、シーリング材の動きを塗膜が妨げ、塗膜に応力がかかりやすくなります。
ただし、シーリング部分に塗膜のひび割れが生じたとしても、塗料本来の耐久性や防水性といった性能に直ちに問題が生じるわけではありません。
しかし、外観上の美観を損ねてしまう可能性があるため、注意が必要です。

 

無機塗料が割れやすい状況

無機塗料が割れやすい状況は、建物の構造や、シーリング部分の状態など、いくつかの要因によって影響を受けます。
これらの要因を理解しておくことが、塗料選びや施工の際に役立ちます。

建物の構造や動きに影響される

建物の構造はその動きやすさに違いがあり、これが無機塗料の塗膜に影響を与えることがあります。
例えば、SRC造やRC造、S造といった構造で、建物の動きが比較的少ない建物では、塗膜にかかる負担も少なく、ひび割れのリスクは相対的に低いと考えられます。
一方、ALCパネルやパワーボードのような外壁材が使用されている場合、これらの建材の特性や、構造体の動き、あるいは建材間のシーリング箇所が多いことから、無機塗料の硬い塗膜が追従しきれずにひび割れが生じやすくなることがあります。
建物の構造や外壁材の特性を考慮して塗料を選ぶことが重要です。

シーリング部分の劣化が目立つ場合がある

外壁のシーリング材は、建物の防水性や気密性を保つために重要な役割を果たしていますが、経年とともに劣化が進みます。
シーリング材が硬化したり、痩せたり、ひび割れたりすると、その保護機能が低下します。
このようなシーリング部分の劣化が進行している箇所では、塗膜にかかる負担が増加し、無機塗料の硬い塗膜が、劣化して動きやすくなったシーリング部分に追従できずにひび割れを引き起こしやすくなることがあります。
シーリング部分の劣化具合を事前に確認し、必要に応じて補修を行うことが、塗膜のひび割れを防ぐ上で重要となります。

 

まとめ

無機塗料は、その高い耐久性や耐候性から長期的な建材保護に貢献しますが、塗膜が硬く柔軟性に欠けるため、建物の動きやシーリング部分の特性によってはひび割れが生じやすいという側面も持ち合わせています。
特に、建物の構造や外壁材の種類、シーリング部分の劣化具合によっては、塗膜に割れが生じるリスクが高まることがあります。
無機塗料を選ぶ際には、そのメリットだけでなく、こうしたデメリットや、建物の状況との相性を考慮することが大切です。
ご自宅に合った塗料選びで迷われた際は、ぜひお気軽に中尾塗装までご相談ください。

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