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トタンの劣化症状とメンテナンス時期、費用まで徹底解説
2024年11月04日(月)
トタン屋根は、耐久性があり、安価で、扱いやすいことから、多くの住宅で使用されています。
しかし、トタン屋根は、他の屋根材と比べて劣化しやすいという側面も持ち合わせています。
これらは雨漏りなどの生活にかかわる問題の原因となりますので、適切なメンテナンスが必要不可欠です。
トタンの劣化症状とメンテナンス時期
トタン屋根は、経年劣化によって様々な症状が現れます。
ここでは、代表的な劣化症状とその原因、放置した場合のリスク、適切なメンテナンス時期について詳しく解説していきます。
1: 色あせ
トタン屋根は、紫外線や風雨に晒されるため、長年使用していると色あせてきます。
これは、塗膜の劣化によって起こる現象で、見た目の悪化だけでなく、屋根の防水性能も低下させてしまいます。
2: チョーキング
チョーキングとは、トタン屋根の塗膜が劣化し、表面が粉状になって粉が落ちる現象です。 これは、塗膜の劣化が進んでいるサインであり、放置すると、塗膜が剥がれて雨漏りの原因となる可能性があります。
3: サビ
トタン屋根は、鉄板でできているため、サビが発生しやすいです。
サビは、屋根の強度を低下させ、最終的には穴が開いてしまうこともあります。
4: コケやカビ トタン屋根は、湿気が溜まりやすく、通気性が悪い場所では、コケやカビが発生しやすいです。
コケやカビは、見た目の悪化だけでなく、屋根材の腐食を促進させるため、早急に除去する必要があります。
5: 膨れ
トタン屋根の表面が膨らんでいる場合は、内部に水分が浸入し、サビが発生している可能性があります。
放置すると、膨れた部分が破れて雨漏りなどの原因になります。
6: ひび割れ
トタン屋根の表面にひび割れが発生している場合は、塗膜の劣化が進んでいるサインです。
放置すると、ひび割れから水が浸入し、サビが発生したり、雨漏りする可能性があります。
トタン屋根の劣化症状は、放置すると深刻な問題に繋がります。
定期的な点検を行い、劣化症状に気づいたら早急にメンテナンスを行うようにしましょう。
トタン屋根・外壁のメンテナンス方法と費用
トタン屋根のメンテナンス方法は、大きく分けて3つの方法があります。
1: 塗装
塗装は、トタン屋根の表面に塗料を塗ることで、サビや劣化から守る方法です。
塗装を行うことで、トタン屋根の寿命を延ばすことができます。
2: 屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは、古いトタン屋根を新しいトタン屋根に交換する方法です。
塗装では対応できないような深刻な劣化や、屋根の耐久性を高めたい場合に有効な方法です。
3: 修理
トタン屋根に穴が開いたり、ひび割れが発生した場合には、修理が必要です。
修理方法としては、パテで穴を埋める方法や、トタン板を貼り替える方法などがあります。
トタン屋根のメンテナンス費用は、メンテナンス方法や屋根の面積によって異なります。
塗装の場合、1平方メートルあたり5,000円〜10,000円程度が相場です。 屋根の葺き替えの場合、1平方メートルあたり10,000円〜20,000円程度が相場です。
修理の場合、穴の大きさや修理方法によって費用が異なります。
□まとめ
トタン屋根は、適切なメンテナンスを行うことで、長く快適に使用することができます。
定期的な点検を行い、劣化症状に気づいたら早急にメンテナンスを行うようにしましょう。
メンテナンス方法や費用は、屋根の状態やご自身の予算に合わせて選択することが重要です。
ぜひ一度当社までご相談ください。
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