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外壁塗装の必要性と怠るリスクについてご紹介!
2023年12月20日(水)
家のメンテナンスに興味を持つ方の中には、情報収集を自ら行う方が多くいらっしゃいます。
特に、外壁に関する知識を自分だけで理解することは、大変ですよね。
そこで今回は、外壁塗装の必要性と、外壁塗装を怠った場合の注意点について解説します。
◻︎外壁塗装の必要性
1.外壁の素材を確認する
外壁がタイルやレンガであれば、塗装の必要は基本的にありません。
しかし、近年はタイルやレンガに似せたサイディング材も出ています。
見た目だけでなく、手触りや音を確認して、素材を正確に判別しましょう。
2.最後のサイディング工事からの経過年数
サイディング塗装が必要になるのは、通常築10~12年目です。
しかし、使用されている塗料の種類によっては、この目安が変わることもあります。
そのため自宅で使用した塗料が何かを確認し、その耐用年数を把握することが重要です。
3.外壁の劣化症状をチェック
外壁にチョーキング現象や塗膜の剥がれ、変色・退色などの劣化症状が見られる場合、早急に外壁塗装が必要です。
これらの症状は、塗膜の防水性が失われているサインであり、放置するとさらなる劣化が進む可能性が高いです。
◻︎外壁塗装を怠るとどうなる?
外壁塗装を怠ると、以下の5つの問題が発生する可能性があります。
1.防水機能の低下と色褪せ
約5年経過すると、太陽の紫外線により外壁の塗装が劣化し始めます。
この段階では外観に大きな変化は見られないかもしれませんが、防水機能が低下している可能性が高いです。
2.コケの発生とコーキングの劣化
約8年経過すると、特に日が当たらない場所にコケが発生することがあります。
これは外壁材が湿気を吸収している証拠であり、防水性が低下している可能性が高いです。
3.クラックと反りの発生
約10年が経過すると、外壁にクラックや反りが発生する可能性が高くなります。
これらの症状は、外壁材が雨水を吸収し、晴れた日に乾燥することで起こる膨張と収縮の繰り返しによるものです。
4.本格的な雨漏りとコストの増加
放置を続けると、約20年後には本格的な雨漏りが発生し、修繕コストが急激に増加してしまいます。
この段階での修繕は、外壁の張り替えだけでなく、内部の構造材にまで手を加える必要が出てきます。
◻︎まとめ
外壁塗装は、家の美観を保つだけでなく、多くのリスクを未然に防ぐ重要なメンテナンスです。
劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで塗装を行うことで、家を長持ちさせ、快適な生活を送るための第一歩となりますよ。
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