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サイディングの色がかすれていたり、外壁の表面に傷が付いてたりしていると、思いのほか目立ちます。
それが気になっていても、放置してしまう方は少なくありません。
しかし、こうした問題を放置していると、剥き出しのままになった外壁の劣化が進んでしまうため、注意が必要です。
今回は、そんな方におすすめのタッチアップについて説明するので、ぜひご覧ください。

□サイディングのタッチアップについて

サイディングのタッチアップは、外壁の最終段階の塗装が終わった後に行います。
塗り忘れている箇所や、目立たないような傷に対して、補修塗装するのです。
それらに補修塗装することに加えて、幕板や破風板などを固定する目的で使った釘を隠すための塗装や、塗装が予期せぬ問題によって剥離した場への対応も、タッチアップに含まれます。

部分的な汚れや傷である場合は、局所的な塗装で問題ありません。
局所的な塗装であれば、費用はそれほど高くなく、工事期間も2日以内と短時間で終わることがほとんどです。
しかし、全体に汚れや傷がある場合には、その分費用や時間が増加してしまいます。

固定するために用いた釘を隠すタッチアップでは、周囲の色と同じ色を塗ります。
この際、表面がでこぼこしている箇所の釘であれば、釘が目立ちづらいため、タッチアップがより簡単にできます。

□サイディングのタッチアップで気を付けるべきこと

サイディングのタッチアップで気を付けるべきことの1つ目は、塗った時と同じ色の塗料を用いても目立ってしまうことです。
塗装を行った時間に差があると、たとえ同じものであっても、微妙に異なって見えてしまいます。
現在の外壁の色と同じ色になるような塗料を上手く作る必要があります。
また、塗り方によっても微妙な違いが生まれるので、注意しましょう。

2つ目は、目立たないように注意して対応したのに、後になって目立ってしまうケースがあることです。
外壁塗装は、風雨や太陽の光のせいで、徐々に変化していきます。
たとえタッチアップ完了時には目立たなくなっていても、塗料の種類の違いや、塗料が固化してできる膜の耐久力の違いによって、そうした色の移り変わりが異なるのです。

□まとめ

サイディングの色のかすれや、小さな傷など、放置すれば外壁の劣化を加速させる原因となるようなものに、有効に対応できるのがタッチアップです。
タッチアップにおいては、現在の外壁の色と同じ色の塗料を作り出すことや、塗り方で違いが生まれること、塗料の種類の違いによって色の移り変わりが異なることなどに注意が必要です。
こうしたことは、経験のある専門家でないと難しいため、当社のような実績のある専門家への依頼をおすすめします。