水性塗料と油性塗料の耐久性とは?差が出る理由と最適な選び方を解説
2026年02月16日(月)
建物の外観を美しく保ち、資産価値を守る上で、塗料選びは重要な要素です。
特に、塗料の「耐久性」は長期的なメンテナンスコストや美観維持に直結するため、多くの方が関心を寄せるポイントでしょう。
水性塗料と油性塗料、それぞれに特徴がありますが、耐久性という観点ではどのような違いがあるのでしょうか。
また、どのような要素が塗料の寿命を左右するのか、今回は詳しく解説していきます。
水性塗料と油性塗料で耐久性に差はある?
油性塗料は一般的に耐久性が高い
油性塗料、または溶剤系塗料と呼ばれるものは、乾燥過程で溶剤が揮発し、樹脂が化学反応を起こしながら硬化することで塗膜を形成します。
この塗膜は一般的に塗膜が硬く緻密になりやすく、耐候性や耐薬品性に優れるため、屋外での使用において高い耐久性を発揮するとされてきました。
水性塗料の耐久性は向上している
一方、水性塗料は水系の溶剤を使用し、乾燥によって塗膜が形成されます。
かつては油性塗料に比べて耐久性や密着性で劣るとされることもありましたが、近年の技術革新により、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂などをベースとした高機能な水性塗料が数多く開発され、その耐久性は大幅に向上しています。
用途により最適な塗料は異なる
単純な耐久性の比較だけで、どちらかの塗料が常に優れているとは限りません。
例えば、塩害地域や強烈な日差しにさらされる屋根など、過酷な環境下での長期的な保護が求められる箇所には、高い耐久性を持つ油性塗料や、シリコン・フッ素系の高耐久型水性塗料が適している場合があります。
一方で、臭いが少なく乾燥が早い、あるいは内壁のようにそこまで過酷な環境ではない場所には、環境負荷が少なく扱いやすい水性塗料が適しています。
塗料の耐久性を左右する要素
塗料の種類と成分
耐久性を決定づける最も基本的な要素は、塗料の種類と主成分である樹脂の種類です。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素といった樹脂は、それぞれ耐候性(紫外線などによる劣化への強さ)、耐水性、耐汚染性などの性能が異なります。
一般的に、フッ素系、シリコン系、ウレタン系、アクリル系の順で耐久性が高くなると言われています。
また、顔料の種類や、防カビ剤、光沢調整剤などの添加剤の配合も、塗膜の性能や寿命に影響を与えます。
塗装面の状態と下地処理
塗料が本来の性能を発揮し、長期にわたって保護機能を維持するためには、塗装面の状態が良好であることが不可欠です。
古い塗膜の剥がれやひび割れ、カビ、藻、汚れ、サビなどは、塗料の密着性を著しく低下させ、耐久性を損なう大きな原因となります。
そのため、塗装前には高圧洗浄やケレン作業(汚れやサビ、古い塗膜などを除去する作業)、必要に応じたひび割れ補修といった、丁寧で確実な下地処理が極めて重要になります。
施工方法と環境条件
塗料は、適切な手順と条件で塗装されることで、その性能を最大限に引き出すことができます。
一般的に、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本とされますが、規定された回数を均一な膜厚で塗装することが大切です。
また、各工程での乾燥時間を守ること、そして塗装を行う際の気温や湿度、天候などの環境条件も、塗膜の品質、ひいては耐久性に大きく影響します。
悪条件下での施工は、塗膜の早期劣化に繋がる可能性があるため注意が必要です。
まとめ
水性塗料か油性塗料かという選択は、一概にどちらかの耐久性が優れていると断定するのではなく、建物の部位や使用される環境、求める性能などを総合的に考慮して決定する必要があります。
油性塗料は伝統的に高い耐久性を持つとされてきましたが、近年の技術進歩により水性塗料の性能も大きく向上しており、選択肢は多様化しています。
塗料自体の種類や成分はもちろんのこと、塗装面の状態と適切な下地処理、さらには施工方法やその時の環境条件といった様々な要素が、最終的な塗膜の耐久性を左右します。
これらの要素を理解し、最適な塗料選びと丁寧な施工を行うことで、建物を長期にわたって美しく保護することが可能になります。
塗料選びに迷ったり気になることがありましたら、お気軽に中尾塗装にご相談ください。
📞 お電話でのご相談はこちら
👉 0566-91-2231
(受付時間:8:00〜18:00)
💬 LINEで気軽に相談したい方はこちら
👉 中尾塗装のLINE友だち追加
※写真を送ってのご相談もOKです
📝 お問い合わせフォームはこちら
👉 お問い合わせフォーム
人気記事
まだデータがありません。
カテゴリー
カテゴリーはありません
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]
0120-93-2291








