窯業系サイディングの塗り替え時期を判断!塗料選びのポイントも解説!
2025年12月28日(日)
大切な住まいの外壁は、紫外線や雨風、温度変化といった厳しい自然環境に常に晒され続けています。
そのため、年月の経過とともに、徐々にその美しさや保護性能を失っていくのは避けられません。
特に窯業系サイディングは多くの住宅で採用されている外壁材ですが、適切な時期にメンテナンスを行うことで、建物を長持ちさせ、快適な住環境を維持することができます。
外壁の状態が気になり始めたら、塗り替えのタイミングや具体的な劣化のサイン、そして適した塗料について、正確な情報を知っておくことが重要です。
窯業系サイディングの塗り替え時期と劣化サイン
塗り替え時期の目安は10年前後
窯業系サイディングの外壁塗装は、一般的に10年程度が塗り替えの目安とされています。
これは、使用される塗料の耐用年数や、サイディング材自体の保護を考慮した期間です。
しかし、この年数はあくまで目安であり、実際の塗り替え時期は、建物の立地条件や周辺環境、そして施工品質によって大きく変動します。
例えば、日当たりの良い場所や潮風の影響を受けやすい沿岸部、雨風が特に強い地域などでは、塗膜の劣化が早く進行する可能性があります。
そのため、定期的に専門家による点検を受けることや、日頃からご自身で外壁の状態を観察し、異変にいち早く気づくことが、建物の寿命を延ばす上で非常に大切になります。
外壁のチョーキングは塗り替えのサイン
外壁の塗り替えを検討すべき最も分かりやすいサインの一つが、「チョーキング」と呼ばれる現象です。
これは、塗膜の表面が紫外線の影響などを受けて劣化し、顔料が粉状になって表面に現れる状態を指します。
具体的には、外壁を素手で触った際に、手に白い粉が付着するような感覚があれば、チョーキングが発生している可能性が高いです。
この現象は、防水性や保護機能が低下している証拠であり、このまま放置すると、サイディング材自体に水分が浸入しやすくなり、内部からの劣化を招く恐れがあります。
チョーキングが見られたら、早めに専門業者に相談し、外壁の状態を診断してもらうことをお勧めします。
ひび割れやコーキングの劣化も点検が必要
チョーキング以外にも、窯業系サイディングの劣化を示すサインは複数存在します。
外壁表面に発生する「ひび割れ」は、特に注意が必要です。
髪の毛ほどの細い「ヘアクラック」であれば、初期段階の可能性もありますが、幅が広く深い「構造クラック」は、建物自体の構造的な問題を示唆している場合もあり、早急な対処が求められます。
また、サイディングボードの継ぎ目や窓サッシ周りに充填されている「コーキング(シーリング)材」の劣化も見逃せません。
コーキング材が硬化してひび割れたり、サイディング材から剥がれたりしていると、そこから雨水が浸入する経路となり、内部の断熱材や木材の腐食、カビの発生などを引き起こす原因となります。
これらの劣化サインを見逃さず、定期的な点検とメンテナンスを行うことが、建物を健全に保つ鍵となります。
窯業系サイディングの塗り替え塗料の選び方
耐久性で選ぶシリコン塗料の特徴
シリコン塗料は、現在、外壁塗装で最も一般的に使用されている塗料の一つです。
その最大の特徴は、適度な耐久性とコストパフォーマンスのバランスに優れている点にあります。
シリコン樹脂を主成分としているため、紫外線や雨水に対する耐性が比較的高く、一般的なアクリル塗料に比べて長期間にわたり外壁を保護する能力があります。
また、適度な光沢感があり、汚れが付着しにくい性質も持っています。
価格帯も、後述するフッ素塗料や無機塗料と比べて手頃であり、幅広いニーズに対応できる汎用性の高さから、多くの住宅で選ばれています。
初期費用を抑えつつ、ある程度の耐久性を求める場合に適した選択肢と言えるでしょう。
高機能なフッ素・無機塗料の特徴
より高い耐久性や特殊な機能を求める場合には、フッ素塗料や無機塗料が選択肢となります。
フッ素塗料は、フッ素樹脂を主成分としており、非常に高い耐候性と耐汚染性を誇ります。
紫外線による劣化が極めて少なく、長期にわたって美しい外観を維持できるため、塗り替えの頻度を減らしたい場合に有効です。
ただし、その性能の高さゆえに、シリコン塗料よりも価格が高くなる傾向があります。
一方、無機塗料は、ガラスやセラミックといった無機物を主成分としており、有機塗料に比べて劣化しにくいという特徴があります。
耐久性に優れるだけでなく、防火性や、藻やカビが発生しにくいといったメリットも持ち合わせています。
近年注目度が高まっている塗料ですが、こちらも比較的高価であり、塗装の際には専門的な技術が求められることがあります。
どちらの塗料を選ぶにしても、建物の状況や予算、将来的なメンテナンス計画などを考慮して、最適なものを選定することが重要です。
まとめ
窯業系サイディングの住宅において、外壁の塗り替えは建物の保護と美観維持のために欠かせないメンテナンスです。
塗り替えの目安時期は約10年ですが、チョーキングやひび割れ、コーキングの劣化といったサインを見逃さず、建物の状態に合わせて適切なタイミングで実施することが重要です。
塗料選びにおいては、コストと耐久性のバランスが良いシリコン塗料や、より長期的な保護を求める場合に適したフッ素・無機塗料など、それぞれの特徴を理解し、ご自宅の状況や予算に合った最適な選択をすることが、建物の資産価値を守り、快適な住まいを維持するための鍵となるでしょう。
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