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漆喰外壁を塗り替えるメリット・デメリットを解説!

古くなった家の外壁、そろそろ塗り替えを検討していませんか?
美しいだけでなく、機能性も高い外壁材として注目されている漆喰は、その独特の風合いと優れた性能から、近年人気が高まっています。
今回は、漆喰で外壁を塗り替えるメリットから、種類選び、施工方法まで、外壁塗り替えを検討する皆様に必要な情報を詳しくご紹介します。

漆喰で外壁を塗り替えるメリット

高級感のある美しい仕上がり

漆喰は、独特の風合いと上品な光沢が魅力です。
年月を経るごとに味わいを増し、他の外壁材にはない高級感のある美しい仕上がりを実現します。
また、その質感はシンプルながらも洗練された印象を与え、住宅の格を一段と高めてくれるでしょう。
さらに、色調も豊富で、様々なデザインや住宅の雰囲気に合わせて自由に選択できます。

調湿効果で快適な室内環境

漆喰は優れた調湿効果を持つことで知られています。
空気中の水分を吸収したり放出したりすることで、室内環境を常に快適に保つのです。
例えば、梅雨や夏の高温多湿の時期には、結露の抑制やカビの発生防止に効果を発揮し、健康的な生活空間を創造します。
また、冬場には、室内の乾燥を防ぎ、暖かく過ごしやすい環境を作り出します。
加えて、この調湿効果は、省エネルギーにも貢献するといえます。

防火性が高い

漆喰は、不燃性の材料であるため高い防火性を有しています。
そのため、火災発生時の延焼防止に役立ち、住宅の安全性を高める上で大きなメリットとなります。
特に、火災リスクの高い地域や、木造住宅においては、その高い防火性能が大きな安心感をもたらします。
また、万が一の火災時にも、被害を最小限に抑えることができるでしょう。

耐久性が高い

適切な施工とメンテナンスを行うことで、漆喰の外壁は長期間にわたってその美しさと機能性を維持します。
一般的な塗料に比べて耐久性が高いため、塗り替え頻度を減らし、長期的なコスト削減にも繋がります。
しかし、適切なメンテナンスは必要です。
定期的な点検と清掃を行うことで、より長く美しい状態を保つことができるのです。
さらに、適切なメンテナンスを行うことで、建物の資産価値を維持することにも繋がります。

漆喰の種類と選び方は?

消石灰系漆喰の特徴とメリット・デメリット

消石灰系漆喰は、古くから使われてきた伝統的な漆喰で、自然素材ならではの風合いが魅力です。
通気性や調湿性に優れていますが、施工に手間がかかり、価格も高めです。
また、耐久性に関しても、他の漆喰と比較するとやや劣る場合があり、注意が必要です。
さらに、施工には熟練の技術が必要となるため、業者選びが重要になります。

珪藻土入り漆喰の特徴とメリット・デメリット

珪藻土を配合した漆喰は、消石灰系漆喰よりも高い吸放湿性と断熱性を持ちます。
消石灰系漆喰と比較して強度も高く、ひび割れにも強い傾向があります。
しかし、価格はやや高めとなるので、予算との兼ね合いを考慮する必要があります。
さらに、珪藻土の産地や品質によっても性能が異なるため、事前にしっかりと確認することが大切です。

樹脂系漆喰の特徴とメリット・デメリット

樹脂系漆喰は、消石灰系漆喰に樹脂を混ぜることで、施工性や耐久性を向上させたものです。
比較的安価で、施工も容易ですが、自然素材の風合いは若干薄れます。
そのため、自然素材の風合いを重視する場合は、消石灰系漆喰や珪藻土入り漆喰を検討する方が良いでしょう。
また、樹脂の種類によっては、経年劣化によって変色する可能性もあるため、注意が必要です。

外壁塗装に適した漆喰の種類

外壁塗装には、耐久性と耐候性が高いものが求められます。
そのため、樹脂系漆喰や、強度を高めた特殊な消石灰系漆喰が適しています。
使用する地域や気候、予算などを考慮して、最適な種類を選びましょう。
例えば、湿気の多い地域では、調湿性に優れた珪藻土入り漆喰が適している場合もあります。
また、塩害が懸念される地域では、耐塩性が高い漆喰を選ぶ必要があります。

外壁塗り替えの下地処理

高圧洗浄で汚れと古い塗膜を除去

塗り替え前に、高圧洗浄機を用いて、外壁に付着した汚れや藻、カビ、古い塗膜などを完全に除去します。
この工程は、漆喰の密着性を高める上で非常に重要です。
洗浄後、十分に乾燥させる必要があります。
なぜなら、湿った状態のまま漆喰を塗布すると、剥がれやひび割れの原因となるからです。
また、高圧洗浄の際には、水圧やノズルの種類を適切に選択することで、外壁材を傷つけずに汚れを落とすことができます。

クラック補修方法

外壁にひび割れ(クラック)がある場合は、適切に補修する必要があります。
クラックの大きさや深さによって、充填材や補修方法が異なります。
専門業者に依頼することをお勧めします。
というのも、クラックを放置すると、雨水が浸入し、建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
また、専門業者であれば、適切な補修方法を選択し、建物の美観を損なうことなく補修を行うことができます。

下塗り材の選び方と塗り方

下塗り材は、漆喰と外壁の密着性を高め、耐久性を向上させる役割を果たします。
外壁の種類や漆喰の種類に合わせて、適切な下塗り材を選び、丁寧に塗布する必要があります。
下塗り材を適切に塗布することで、漆喰の剥がれやひび割れを防ぎ、美しい仕上がりを長持ちさせることができます。
また、下塗り材には、防水性や防カビ性を高める効果もあるため、建物の劣化を防ぐ上でも重要な役割を果たします。

まとめ

漆喰の外壁塗り替えは、美しい仕上がりと優れた機能性を両立できる魅力的な選択肢です。
しかし、種類選びから施工、さらには業者選びまで、様々なポイントに注意する必要があります。
この記事でご紹介した情報を参考に、快適で美しい住まいを実現してください。

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