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外壁の下塗り材で塗装の成功を掴む!賢い選び方と施工ポイント
2025年06月12日(木)
外壁塗装は、家の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
美しい仕上がりだけでなく、長期間にわたる保護も期待したいもの。
しかし、その仕上がりの良し悪し、そして耐久性を大きく左右するのが、実は「下塗り」と呼ばれる工程なのです。
下塗りの選択を誤ると、せっかくの上塗りも台無しになる可能性も。
今回は、外壁塗装における下塗り材の選び方を、種類や役割、施工のポイントなどを交えて解説します。
後悔しない外壁塗装のため、ぜひ最後までお読みください。
外壁塗装の下塗り材の種類と役割
シーラーの特徴と用途
シーラーは、外壁材と上塗り塗料の密着性を高めるための下塗り材です。
まるで接着剤のように、両者をしっかり結びつける役割を果たします。
特に、外壁材が塗料を吸い込みやすい状態の場合、シーラーが吸い込みを抑制し、ムラのない美しい仕上がりを実現します。
水性タイプと油性タイプがあり、外壁材の状態や劣化状況に応じて使い分けられます。
水性タイプは臭いが少なく、乾燥時間も比較的長め。
油性タイプは乾燥が早く、吸い込みの強い外壁に適しています。
プライマーの特徴と用途
プライマーも、シーラーと同様に外壁材と上塗り塗料の密着性を高める下塗り材です。
シーラーとの違いは曖昧で、多くの場合、同じものと考えて差し支えありません。
素材の特性に合わせて、様々な種類が開発されています。
例えば、金属サイディングには、サビ止め効果のあるプライマーが使用されます。
フィラーの特徴と用途
フィラーは、外壁材の小さなひび割れ(ヘアクラック)を埋める役割を持つ下塗り材です。
モルタルやALC外壁など、凹凸のある面に塗布することで、表面を平滑にし、上塗りの仕上がりの美しさを向上させます。
粘度が高く、厚塗りできるのが特徴です。
水性タイプが一般的です。
サイディングには通常使用しません。
下塗り材の役割と重要性
下塗り材は、単なる「下地」ではありません。
上塗り塗料の密着性を高め、外壁材の保護、ひび割れ防止など、様々な役割を担っています。
下塗り工程を省いたり、適切な下塗り材を選ばなかったりすると、塗膜の剥がれ、色ムラ、耐久性低下といった深刻な問題につながる可能性があります。
高品質な上塗り材を使用しても、下塗り材の選択ミスで効果が半減してしまうことも。
下塗りは、外壁塗装の成功を左右する重要なファクターなのです。
外壁下塗り材選びと施工のポイント
下塗り材の価格帯と選び方
下塗り材の価格は、種類やメーカー、性能によって大きく異なります。
一般的に、シーラーやプライマーは1㎡あたり数百円~1000円程度、フィラーは1㎡あたり1000円~1500円程度が相場です。
価格だけで選ぶのではなく、外壁材の種類、劣化状況、使用する上塗り塗料との相性などを考慮して、最適な製品を選びましょう。
専門業者に相談することで、適切な下塗り材の選定が可能です。
下塗り工程の重要性
下塗り工程は、外壁塗装全体の工程の中でも特に重要な工程です。
下塗り材を丁寧に、ムラなく塗布することで、上塗り塗料との密着性が高まり、長期間にわたる耐久性を実現できます。
下塗り材の乾燥時間もきちんと守ることが大切です。
下塗り不足による問題点
下塗り不足は、様々な問題を引き起こします。
塗料の吸い込みによる色ムラ、艶の悪さ、塗膜の剥がれ、ひび割れなど、見た目だけでなく、耐久性にも悪影響を及ぼします。
最悪の場合、数年で塗り替えが必要になる可能性も。
下塗り工程は決して手抜きできません。
まとめ
外壁塗装の下塗り材は、シーラー、プライマー、フィラーなどがあり、それぞれ役割が異なります。
下塗り材の選択は、外壁材の状態や上塗り塗料との相性などを考慮して行う必要があります。
下塗り工程は、仕上がりの美しさや耐久性を左右する重要な工程であり、専門業者への依頼が不可欠です。
価格だけでなく、品質と施工技術を重視し、後悔のない外壁塗装を実現しましょう。
適切な下塗りによって、美しい仕上がりと長寿命の外壁を実現できます。
ぜひ、この記事を参考に、外壁塗装の準備を進めてください。
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