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窯業系サイディングの寿命は?選び方のポイントとメンテナンス方法を解説
2024年11月16日(土)
家を新築したり、リフォームしたりする際に、外壁材選びは重要なポイントです。
特に、「窯業系サイディング」は、デザイン性とコストパフォーマンスのバランスが良く、多くの住宅で使われています。
この記事では、そんな窯業系サイディングの寿命、選び方のポイント、メンテナンス方法について解説していきます。
窯業系サイディングとは?
特徴とメリット
窯業系サイディングは、セメントと木材繊維などを混ぜ合わせてつくられた外壁材です。
工場で薄く板状に加工され、窯で高温処理することで強度と耐久性を高めています。
そのため、耐火性や耐震性に優れ、デザインバリエーションも豊富という特徴があります。
コストパフォーマンスの高さも魅力で、多くの住宅で採用されています。
窯業系サイディングは、現場でモルタルのようにイチから作るのではなく、工場で生産されたボードを現場で組み立てるため、施工が簡単で、品質も安定しています。
1: 耐火性に優れている
窯業系サイディングは、防火外壁材と呼ばれるほど耐火性に優れています。
住宅の耐火等級は、火災による火熱を遮る時間の長さで判断され、窯業系サイディング製品は、多くの場合、3~4級の耐火等級をクリアしています。
2: デザイン・カラーバリエーションが豊富
窯業系サイディングは、洋風、和風、モダンなど、さまざまなデザインがあります。
レンガ調や石積み調など、質感も豊富なので、住宅の外観を個性的に演出できます。
また、カラーバリエーションも豊富なので、好みや住宅の外観に合わせて選ぶことができます。
3: コストパフォーマンスに優れている
窯業系サイディングは、他の外壁材と比較して、初期費用が抑えられることが多いです。
これは、工場での大量生産と、現場での施工が簡単なことから、材料費と人件費を抑えることができるためです。
窯業系サイディングを選ぶポイントとメンテナンス方法
窯業系サイディングを選ぶ際は、デザイン性や機能性だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮する必要があります。
1: 耐久性
窯業系サイディングの耐久性は、使用する素材や製造方法によって異なります。
一般的には、10年以上は使用できるといわれています。
しかし、紫外線や風雨にさらされることで、徐々に劣化していきます。
そのため、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
2: メンテナンスのしやすさ
窯業系サイディングのメンテナンスは、塗装が主な方法です。
塗装の頻度は、使用する塗料の種類や環境によって異なりますが、一般的には5~10年に一度程度です。
また、汚れがつきやすい場合は、定期的に清掃を行う必要があります。
3: 選び方のポイント 窯業系サイディングを選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。
・デザイン性:住宅の外観に合ったデザインを選ぶ
・機能性:耐火性、耐震性、断熱性など、必要な機能を備えているか
・耐久性:長持ちする素材を選ぶ
・メンテナンスのしやすさ:塗装や清掃がしやすい素材を選ぶ
・価格:予算に合った価格帯の製品を選ぶ
まとめ
窯業系サイディングは、耐火性、耐震性、デザイン性、コストパフォーマンスに優れた外壁材です。
しかし、耐久性には限りがあり、定期的なメンテナンスが必要です。
窯業系サイディングを選ぶ際は、デザイン性や機能性だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮して、適切な製品を選びましょう。
適切なメンテナンスを行うことで、窯業系サイディングは長く美しい状態を保ち、快適な住環境を提供してくれます。
材質選びでお困りの際には、ぜひお気軽に当社にご相談ください。
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