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外壁塗装の浮きが気になる!原因と補修方法を解説
2024年09月01日(日)
築10年以上経った家を所有していて、そろそろ外壁塗装を検討し始めている方へ。
愛着のある我が家を、これからも美しく保ちたい気持ちは強いでしょう。
しかし、外壁に「浮き」が見られると、不安が募りますよね。
放置すると雨漏りや外壁の劣化につながる可能性もあり、早めの対処が大切です。
□外壁塗装の浮きのその原因とは?
外壁塗装の浮きは、見た目だけでなく、家の構造そのものを傷めてしまう深刻な問題です。
では、なぜ外壁に浮きが発生してしまうのでしょうか。
主な原因を3つに分けて解説します。
1: 施工不良
外壁塗装の浮きは、施工不良が原因であるケースが多く見られます。
・高圧洗浄の不足
塗装前の高圧洗浄は、外壁に付着した汚れやゴミを取り除き、塗料との密着性を高める重要な工程です。
しかし、洗浄が不十分だと、汚れが塗料と壁の間に残り、浮きの原因となります。
・下地処理の不備
塗装前に、古い塗膜を剥がしたり、傷を研磨したりする下地処理も、浮きを防ぐために欠かせません。
下地処理が不十分だと、塗料がしっかりと密着せず、剥がれてしまう可能性があります。
・下塗りの不足
下塗りは、塗料の密着性を高めるための重要な工程です。
下塗りが不足していると、上塗りが剥がれやすくなり、浮きが発生する原因となります。
2: 経年劣化
外壁塗装は、紫外線や雨風などの外的要因によって、徐々に劣化していきます。
経年劣化によって塗膜が剥がれ、浮きが発生するケースも少なくありません。
3: 塗料の劣化
外壁塗装に使用される塗料は、経年劣化によって性能が低下していきます。
塗料の劣化によって、塗膜が剥がれやすくなり、浮きが発生する可能性があります。
□浮きを自分で補修する方法
外壁塗装の浮きは、適切な手順と材料を用いれば、DIYでも補修できます。
ただし、高所での作業や、専門的な知識が必要となる場合もあるため、安全に配慮し、無理のない範囲で行うようにしましょう。
ここでは、DIYで外壁塗装の浮きを補修する方法を解説します。
1: 古い塗膜を剥がす
浮いている塗膜を剥がす作業は、浮きの原因を突き止め、適切な補修を行うために重要です。
・ヘラやスクレーパーを用いて、浮いている塗膜を丁寧に剥がします。
・無理やり剥がそうとすると、外壁を傷つけてしまう可能性があるため、注意が必要です。
・浮きが小さい場合は、サンドペーパーで研磨する方法もあります。
2: 高圧洗浄で汚れを落とす
浮きを剥がした後、高圧洗浄機を用いて外壁を丁寧に洗浄します。
高圧洗浄機がない場合は、水と洗剤で丁寧に洗い、汚れを落としましょう。
・高圧洗浄機を使用する際は、水圧を調整し、外壁を傷つけないように注意が必要です。
・洗剤を使用する場合は、外壁に適した洗剤を選び、使用方法をよく確認してから使用しましょう。
3: 乾燥させる
洗浄後、外壁をしっかりと乾燥させます。
乾燥が不十分だと、塗料の密着が悪くなり、浮きが発生する原因となります。
・天気が良い日に、十分な時間をかけて乾燥させましょう。
・乾燥時間は、気温や湿度によって異なります。
4: 下塗り
乾燥後、下塗り剤を塗布します。
下塗り剤は、外壁と塗料の密着性を高める役割を果たします。
・下塗り剤は、外壁の素材や状態に合わせて選びましょう。
・塗布する際は、ムラなく均一に塗るように注意しましょう。
5: 中塗り
下塗りが乾燥したら、中塗り剤を塗布します。
中塗り剤は、外壁の色味を調整し、仕上がりの美観を高める役割を果たします。
・中塗り剤は、下塗り剤と同じ色を選ぶのが一般的です。
・塗布する際は、ムラなく均一に塗るように注意しましょう。
6: 上塗り
中塗りが乾燥したら、上塗り剤を塗布します。
上塗り剤は、外壁を保護し、美観を保つ役割を果たします。
・上塗り剤は、外壁の素材や用途に合わせて選びましょう。
・塗布する際は、ムラなく均一に塗るように注意しましょう。
□まとめ
外壁塗装の浮きは、放置すると雨漏りや外壁の劣化につながる深刻な問題です。
DIYで補修することも可能ですが、安全に配慮し、無理のない範囲で行うようにしましょう。
今回の記事が、あなたの家の外壁の浮き対策に役立てば幸いです。
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