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スレート瓦のデメリットと賢いメンテナンス計画の立て方
2024年01月15日(月)
家屋の屋根材は一種類ではありませんが、洋風の家が増えてきている現在は「スレート瓦」はかなり主流になってきています。
軽くて比較的安価なスレート瓦ですが、雨漏りしやすいことやひび割れしやすいといったマイナス要素もあるのです。
そこで今回は、スレート瓦のデメリットとメンテナンスについてご紹介いたします。
□スレート瓦のデメリットをご紹介!
スレート瓦は多くの家主にとって魅力的な屋根材ですが、いくつかの重要なデメリットに留意する必要があります。
特に、メンテナンスに熱心な家主にとっては、下記の2つのポイントは避けて通れない事項となります。
1.ひび割れの発生
さらに、スレート瓦は他の屋根材料に比べてひび割れしやすい性質を持っています。
特に、塗装が剥げてしまうと、その防水性の低下がひび割れを引き起こす主な原因となります。
これは、屋根の耐久性に直結する問題です。
2.雨漏りのリスク
最も重要な点は、スレート瓦が雨漏りしやすいことです。
塗装の剥げやひび割れは雨水の侵入を許しやすくなります。
建物全体の健全性に影響を及ぼす可能性があり、特に長期的なメンテナンス計画においては重要な検討事項ですので、デメリットを必ず確認するようにしましょう。
□スレート瓦の寿命とメンテナンス計画
スレート瓦の適切なメンテナンス計画を立てることは、その長期的な耐久性と美観を維持する上で不可欠です。
スレート瓦の美観を維持するためには、約10年から15年ごとの再塗装が推奨されます。
周期的なメンテナンスは、屋根の外観だけでなく、その機能性を維持するためにも重要です。
*葺き替えの検討
スレート屋根の寿命を考えると、約30年ごとの葺き替えを検討することが重要です。
これは、スレート屋根材の劣化を防ぎ、長期的な建物の健全性を保つための鍵となります。
*カバー工法のリスク
「カバー工法」は短期的にはコスト効率が良い選択と思われがちですが、長期的な視点では、将来のメンテナンス費用の増加や構造的な問題を招くリスクがあります。
したがって、この方法は慎重に検討する必要があります。
□まとめ
スレート瓦は、その美しさと耐久性で多くの家主に選ばれていますが、適切なメンテナンス計画の欠如は、その魅力を大きく損なう可能性があります。
塗装の定期的なメンテナンス、ひび割れのリスク、雨漏りの可能性、そして長期的な視点での葺き替えやカバー工法のリスク評価は、スレート瓦を選択する際に考慮すべき重要なポイントです。
これらの知識を持つことでより賢明な選択ができ、その結果、屋根の美しさと機能性を長期にわたって保てます。
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