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ガルバリウム屋根にはどんな種類がある?メリットも合わせてご紹介!
2023年12月26日(火)
ガルバリウム屋根は、耐久性とコストパフォーマンスを兼ね備えた建築材料として、多くの家主や建築家から高い評価を受けています。
そこで今回は、ガルバリウム屋根の種類と特徴、メリットと実用性を解説し、適切な選択を支援します。
□ガルバリウム屋根の種類と特徴
ガルバリウム鋼板は、その施工方法や特性によって「横葺き」「縦葺き」「瓦調葺き」「折板葺き」の4種類に分けられます。
それぞれの特性を理解することで、適した屋根材の選択が可能となります。
1.横葺き
横葺きは、屋根に横方向にガルバリウム鋼板を並べる方式です。
この方法は、屋根の傾きが2.5寸以上でなければ施工できないことが特徴です。
断熱材の有無によって2つのタイプがあり、「断熱材あり」は高価でリフォームに、「断熱材なし」は安価で新築に多く使用されます。
2.縦葺き
縦葺きは、屋根に縦方向に鋼板を配置する方法で、0.5寸以上のゆるい勾配から施工可能です。
長尺ものを使用し、施工が簡素でコストも抑えられますが、大雨時のオーバーフローのリスクがある点に注意が必要です。
3.瓦調葺き
瓦調葺きは、瓦の外観を模したガルバリウム鋼板を使うことで軽量化が可能な一方で、耐久性やコストパフォーマンスに課題があります。
瓦の雰囲気を好む方には適していますが、定期的なメンテナンスが必要です。
4.折板葺き
折板葺きは、断面の構造に特化した屋根材で、大きな建物に適しています。
一般の住宅では少ないですが、特定の箇所に使用されることがあります。
□ガルバリウム屋根のメリットと実用性
ガルバリウム鋼板は、耐震性・耐久性・耐熱性に優れ、総合的なコストパフォーマンスを提供します。
*耐久性と耐熱性
ガルバリウム鋼板は、通常の屋根材よりも長持ちし、特に積雪地方や酸性雨の影響を受けやすい地域での使用に適しています。
アルミニウムが多く含まれる合金層のおかげで、ガルバリウム鋼板は高い耐熱性を持ちます。
そのため、夏場の高温下でも性能を維持できることが、大きな魅力です。
*耐震性
軽量なガルバリウム鋼板は、地震時の建物への負担を軽減し、被害を最小限に抑えます。
耐震性が高いため、地震が多い地域での使用に適しています。
*加工の容易さ
ガルバリウム鋼板は加工が容易で、さまざまな屋根の形状に適応できます。
これにより、デザインの自由度が高まります。
□まとめ
ガルバリウム屋根は、その種類と特性を理解することで、耐久性・コストパフォーマンス・デザインの面で最適な選択ができます。
「横葺き」「縦葺き」「瓦調葺き」「折板葺き」のそれぞれに適した用途があるため、メリットを活かして、理想の建築プロジェクトを実現しましょう。
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