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外壁の幕板のメンテナンスをしていますか?幕板の役割とメンテナンス方法をご紹介!
2023年06月26日(月)
外壁には、付帯部が取り付けられており、雨どいやサッシの場所や役割は理解しているものの、「幕板」は聞いたことがないという方は多いでしょう。
幕板は外壁と同様に常に紫外線や風雨に晒されていますので、メンテナンスが必要です。
そこで今回は、幕板の役割と劣化症状別にメンテナンス方法をご紹介します。
□外壁の幕板の役割とは?
幕板とは、住宅の1階と2階を区別する横長の板状のもので、帯板や銅差とも呼ばれます。
幕板の役割は、住宅の美しさに関係してきます。
1階と2階の外壁を区切るために使われますが、1階と2階には境目ができるため、その境目を隠す役割もあります。
また、幕板の色を外壁と変えることで外観のアクセントとなりおしゃれに仕上げられます。
また、縦に幕板を取り付けることもあり、幕板は住宅の見た目を美しくすることが目的だといえます。
□幕板にもメンテナンスが必要?
この幕板にもメンテナンスが必要であり、劣化症状とメンテナンス方法は以下の通りです。
*塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれは、メンテナンスの緊急度は低いですが、美観が損なわれるのでケレン作業で対処すると良いでしょう。
ケレン作業は、サンドペーパーで表面の汚れを落として、塗料の密着性を高める作業のことです。
早急にメンテナンスが必要である劣化症状ではないものの、そろそろ塗装をした方が良い程度になります。
*コーキングの劣化
コーキングが劣化すると、ひび割れやコーキングが欠ける症状が出てきます。
この症状には、コーキング処理をして表面を平らにする必要があります。
最後に、同時にケレン作業をして再度塗装をします。
コーキングのひび割れは、雨漏りの原因にもなるので早めのメンテナンスがおすすめです。
*割れや欠け
幕板が割れたり欠けたりしている症状では、ケレン作業やコーキング処理だけでは修理できません。
対処法は2つあり、「幕板の交換」と「板金カバー工法」です。
新しい幕板に交換する場合は、専門の知識が必要なので塗装会社に依頼する必要があります。
板金カバー工法は、既存の幕板をそのまま利用して上から金属の板を張り付ける方法です。
◻︎まとめ
今回は、幕板の役割と劣化症状別にメンテナンス方法をご紹介しました。
どのメンテナンス方法もご自身で行えても応急処置程度ですので、塗装会社に修理を依頼することをおすすめします。
幕板が劣化しているか確認することが難しい方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
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