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サイディングの浮きや反りには早急な対応を!
2023年05月26日(金)
サイディングを吟味しておしゃれな外観にした場合は特に、サイディングを綺麗に保ちたいものです。
しかし、「気付いたらサイディングに浮きや反りができていた」といったことも多々あります。
サイディングに浮きや反りができてしまうと、最終的には雨漏りや内部の劣化まで引き起こすので、注意が必要です。
そうならないために、浮きや反りの原因や対処方法について、この機会に確認しておきましょう。
□サイディングの反りや浮きはなぜ生じる?
*表面から水を吸ってしまうため
反りや浮きが生じることの最も大きな原因は、サイディングが表面から水を吸って膨張してしまうことです。
当初は、塗装や塗膜によって水の侵入を防いでいます。
しかし、それらが徐々に水からサイディングを守れなくなってくると、雨や湿気に由来する水を吸ってしまうのです。
そうして膨張したサイディングが、太陽の光や暑さによって乾燥すると、水分がなくなり縮小します。
こうしたプロセスを経て、負担がかかったサイディングに反りや浮きが発生するのです。
*シーリングが劣化してしまうため
シーリングは、外壁の他の部分と比べて、メンテナンスが必要な部分です。
そんなシーリングの劣化を放置すると、シーリングのひび割れているところから、水が入り込みます。
ここで注意が必要なのは、サイディングによる水の吸収は、側面や裏面からも行われることです。
そのため、シーリングから水が入り込むと、サイディングが水を吸ってしまうのです。
こうして、1つ目の原因と同様にして浮きや反りが生まれるのです。
□サイディングの反りや浮きへの対応について
サイディングの反りや浮きを放置すると、張り替えが必要となります。
しかし、サイディングは10年ほどで違うものへ変わってしまうので、入手できない可能性が大きいのです。
また、雨漏りや内部の劣化などの不安も生まれるため、早期の対応が必要です。
サイディングの反りや浮きがあまり進行していない場合には、ビス打ちで対応しましょう。
手で軽く圧力をかけると元に戻るようであれば、このケースに該当します。
小ネジのようなものを打ち込んで、反りや浮きを抑えます。
しかし、これは根本的な解決にはなりません。
劣化がひどい場合は、張り替える必要があります。
同じサイディングにできない場合には、塗装で同じ見た目にすることが有効です。
□まとめ
サイディングに浮きや反りが発生してしまう原因は、水を吸ってしまうことにあります。
サイディングは、側面や裏からも水を吸うため、塗装や塗膜の劣化だけでなく、シーリングの劣化にも注意が必要です。
程度によってビス打ちや張り替えなどの対応方法がありますが、塗装の塗り直しを定期的に依頼したり、シーリングの劣化を補修したりするといった根本的な問題への対応をおすすめします。
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